腰痛の手術は早ければよいのか?

一般的に、手術に100%安全ということはありえないことからも、腰痛の手術は安易な気持ちで受けることは避けなければなりません。
腰痛の手術は、どうしても我慢ができないという時に考えても、決して手遅れになるということはありません。
腰痛や坐骨神経痛の場合は、他の治療をとことん受けても改善されず、もう手術しかないという状態になってから手術を受けたほうがよいといえます。
ただし、ヘルニアや脊柱管狭窄症に合併するマヒ症状が現れた場合は、緊急手術が必要になる場合があります。  


Posted by banraishop at 2008年04月10日17:00

腰痛の手術 脊中間狭窄症

「腰部脊中管狭窄症」は、神経が入っている脊柱管が圧迫物によって狭くなっているので、その圧迫物を除去する「後方除圧術」という手術が必要となります。
厚くなった黄色靭帯や出っぱった関節突起の内側部分などを除去します。  


Posted by banraishop at 2008年03月17日16:06

腰痛の手術 椎間板ヘルニア

腰痛の代表「椎間板ヘルニア」の手術には2通りの方法があります。

■腰痛の原因ヘルニアを摘出するだけの手術…「ラブ法」

腰の真ん中の皮膚を切って、圧迫されている神経根をよけてヘルニアを摘出します。
出血もほとんどせず、1時間程度で終わります。
手術後翌日からトイレにも行けて、1~2週間で退院もできます。

■腰痛の原因ヘルニアを摘出したあと固定する手術…「固定法」

椎間板の痛み具合が激しく、椎間板のクッション機能がよくない人や、腰痛がひどい人に対して行う手術です。
ヘルニアの摘出後、そこに本人の骨盤から採取した骨を移植します。
手術後は体の曲げ伸ばしなど日常生活での動作に不自由さはありません。  


Posted by banraishop at 2008年02月17日04:06

腰痛の手術 変性側弯症

「変性側弯症」は、腰椎柱が傾いていて、脊柱管が狭くなっています。
まず脊柱管の圧迫物を除去し、左右どちらかに傾いている側弯を正しい状態にもどし、後外側固定をつけますが、その際固定用の内副子を併用します。
それによってギブスや硬性の腰痛コルセットをつけなくても、軟性の腰痛コルセットをつけるだけで歩けるようになります。  


Posted by banraishop at 2008年01月29日16:26

腰痛の手術 脊椎すべり症

腰痛の軽い「すべり症」の場合は、元の位置にもどさず、そのままの位置で固定する手術をします。
「変性すべり症」では、すべりなどのために狭くなった脊柱管の原因の椎弓や骨棘、熱くなった靭帯を切除します。
その場合に背中側から入る「椎体後方固定屋後外側固定」という手術を行います。
椎体のすべりを矯正した後、固定用内副子で正しい位置に固めます。  


Posted by banraishop at 2007年12月04日18:05